清掃工場では、煙突出口での排ガス濃度を監視することで排出ガスの環境基準を遵守しています。燃焼効率を向上させるために酸素濃度を測定することも環境負荷を低減させる重要な取り組みとなります。

こうした発生源施設に設置された塩化水素濃度計・多成分分析計の日常保守や定期整備は、より精度の高い分析を可能にしています。近年では、水俣条約の改定に伴い全国の焼却施設でも水銀の測定が重視されるようになりました。

当社では国内の清掃工場での煙道排ガス分析計の保守点検・年次点検整備を行い、地域社会に貢献しています。

【監視対象成分】

二酸化硫黄(SO₂)、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、二酸化炭素(CO₂)、酸素（O₂）、メタン(CH₄)、塩化水素(HCl)、ばいじん(DUST)、水銀(Hg)